CCS実現に向けた取り組み
日揮ホールディングス株式会社
概要
1. JANUS CCS Newsの発信
日揮グループのエネルギー・環境コンサルティング事業会社である日本エヌ・ユー・エス株式会社(JANUS)は、CCS分野において、世界の動向を関連技術も含めてウォッチし、JANUS CCS Newsとしてホームページにて一般公開しています。有益な情報を適切で分かりやすく一般公開することで、CCSの普及に貢献し、低炭素化社会の実現に取り組んでいます。
2. CCSの早期社会実装に向けた取り組み
JANUSは、環境省委託事業である「環境配慮型CCS実証事業」に、18機関が主体となるコンソーシアムの1機関として参加しています。
説明
JANUSは、エネルギーと環境に関するコンサルティング会社として、CCSに関して海外動向調査(文献・現地ヒアリング等)、国内法規制検討業務(環境省・経済産業省委託)、国内CCS実証事業、海洋隔離関連調査等、様々な業務を実施しています。また、International Energy Agency Greenhouse Gas(IEAGHG)、環境省等が主催する国際会議にも多く参加し、国内外を問わず広くCCS関連ネットワークを築いています。
JANUSが発信するJANUS CCS Newsは、JANUS独自のCCS関連情報の提供の場として、CCSに関係する情報が氾濫する中で、世界から発信される情報のうち適切な情報を、分かりやすく、いち早く一般の方に届けることを目的とし、随時更新しています。
また、CCSの早期社会実装に向けた取り組みとして、環境省委託事業である「環境配慮型CCS実証事業」に、主要18機関からなるコンソーシアムの1機関として参加しております。本事業では、発電所から排出されるCO2の50%以上を「分離・回収」する施設の建設を主として、「輸送」「貯留・モニタリング」「CCSの円滑な導入手法」の4項目について、CCSの一環実証及び早期社会実装を目的に検討を行っており、その中でJANUSは、「モニタリング」及び「円滑な導入手法」の一部について検討を行っています。
本施設は、世界初のCO2分離・回収設備付設バイオマス専燃発電所となる予定で、分離・回収されたCO2が貯留されれば、排出ゼロを超えて、すでに大気中にあるCO2を削減するマイナスの排出(ネガティブエミッション)を実現する技術として世界でも注目されています。
連携先
環境配慮型CCS実証事業 代表事業社 東芝エネルギーシステムズ(株)
環境配慮型CCS実証事業 幹事会社 みずほ情報総研(株)