蓄電池・太陽光の最適運用システム活用による再生可能エネルギーの導入拡大
関西電力株式会社
概要
業務用のお客さまに対して、太陽光と蓄電池を組み合わせて活用するエネルギーマネジメントに関する実証実験を開始する。太陽光発電の余剰電力を蓄電池に充電し、夜間など他の時間帯に使用することで、電気料金の削減やBCP(事業継続計画)用途で非常時に活用することができる。また、蓄電池に充電された電気を放電することでデマンドレスポンス(DR)の実現することも可能となる。
今回の実証で獲得した知見をもとに、再生可能エネルギー活用、省エネルギーサービスの開発を目指していく。
説明
当社は、スーパーの店舗など業務用のお客さまに対して、太陽光発電と蓄電池を組み合わせて活用するエネルギーマネジメントに関する実証実験を開始する。
太陽光発電と蓄電池を組み合わせ、太陽光発電の余剰電力を蓄電池に充電し、夜間など他の時間帯に使用することで、電気料金の削減やBCP(事業継続計画)用途で非常時に活用することができる。
また、アグリゲーターからの指示により、蓄電池に充電された電気を放電することでデマンドレスポンス(DR)を実現することも可能となる。
今回の実証実験では、当社の「太陽光発電オンサイトサービス」をご契約いただく株式会社カノーの店舗に蓄電池を設置し、電気料金削減効果を検証する。また、当社が開発したVPP統合プラットフォームシステム『K−VIPs』を活用し、蓄電池制御技術の確認を行うことで、蓄電池を将来のVPPリソースとして活用するための知見の獲得を目指す。
獲得した知見をもとに、お客さまへご提供するエネルギーマネジメントサービスの開発を行うとともに、K-VIPsの機能拡充に繋げることで、同システムのプラットフォームシステムとしての価値の向上を図る。
補足情報
当社プレスリリース(2020年2月17日)
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2020/0217_1j.html