電気自動車・蓄電池・太陽光発電等を活用したエネルギーマネジメントに関する実証試験

北陸電力株式会社

平時・災害時におけるエネルギーリソース有効活用イメージ

概要

太陽光発電の状況やご家庭の電力使用量を把握しつつ、電気自動車および蓄電池の充放電やエコキュート等の稼働を当社が遠隔で制御することで、お客さまが意識することなく、電気を最適に利用し、再生可能エネルギーの活用にも資する実証試験。

説明

1.家庭内の電気エネルギーの最適制御

当社社宅（富山市奥井町）に3台の電気自動車、蓄電池および太陽光発電等を設置し、EMS（エネルギーマネジメントシステム）を用いて、当社が電力の使用状況等を把握しつつ、各機器を最適に制御する技術・ノウハウを確立する。

2.災害発生時への対応

災害等による停電に備え、停電時には、電気自動車や蓄電池、太陽光発電から給電することで、継続して電気の利用が可能となる技術・ノウハウを確立する。

3.電気自動車導入への対応

ひとつの世帯に複数の電気自動車が導入されることを見据え、ご家庭に設置された電気自動車に蓄電池や太陽光発電を組み合わせて当社が制御することで、世帯の契約電力の上昇を抑制することが可能な技術・ノウハウを確立する。
近年活用が広まっているカーシェアの仕組みを電気自動車にも適用するため、電気自動車の稼働状況に応じて必要な充電・放電量やタイミングを把握する。あわせて実証でのカーシェア利用者ニーズの調査を実施する。