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グリーンEVインフラ事業に参画

双日株式会社

概要

 再生可能エネルギー由来の電力による充電を前提としたEVを、周辺インフラ(再生可能エネルギー安定供給、EV充電システム設置他)とパッケージで供給することで、事業者RE100/EV100対応とコストメリットを同時に享受できるような事業の構築を目指し、プロジェクトを検討・推進中です。

 グリーンEVインフラ事業の推進を加速すべく、2020年12月にはファブレスEVベンチャーであるASF社(東京港区)と資本業務提携しました。

 

説明

 日本国内における部門別CO₂排出量のうち約42%を運輸・産業部門が占めており、ネットゼロエミッション達成に向け、具体的な解決策が必要であると考えています。

 双日では、2019年度の全社Hassojitz(発想×双日)プロジェクトにおいて、ワイヤレス給電およびEVインフラに関する事業検討を開始し、業務用車両のEV化に向けた取り組みと共に、RE100/EV100対応を進める企業が、コストメリットを享受できる形を実現すべく、「競争力のあるEV供給」×「競争力ある再生可能エネルギー供給」×「競争力のあるEVインフラ整備供給」をセットにした業務用グリーンEVインフラ事業の普及に向けた取り組みを推進しています。

 具体的な取り組みとして、2019年1月にブロックチェーン技術を活用した再生可能エネルギー電力供給技術を持つDigital Grid社(東京都港区)に出資、2020年5月にEV技術者が設立した自動車ベンチャーであるBlue Sky Technologies社(神奈川県横浜市)と業務資本提携、最近では2020年12月にはファブレスEVベンチャーであるASF社(東京港区)と資本業務提携しました。

 こうした取り組みに加え、双日グループのネットワークを通じて集合住宅向けEVシェアリングサービスの提供など、短中距離走行を前提としたEV普及の促進に貢献したいと考えています。また、中期的なワイヤレス給電技術の進展を見据えて、走行中ワイヤレス給電の活用によるEVの中長距離走行の普及に向けた各種検証を進めています。

 

連携先

ASF社、Blue Sky Technologies社、双日マシナリー、双日インシュアランス

  

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