カーボンリサイクル研究開発事業 ~ CO₂リサイクルの社会実装に向けた挑戦 ~
双日株式会社
概要
CO₂を炭素資源として再利用するカーボンリサイクル技術の早期の社会実装実現のため、双日、株式会社トクヤマ、ナノミストテクノロジーズ株式会社は共同で、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より、カーボンリサイクルの技術開発・普及を目的とした委託事業を受託しました。
説明
本事業は、2017年に経済産業省より発表された「カーボンリサイクル技術ロードマップ」にて技術課題とされている、CO₂の分離・回収の低コスト化、および再利用の実現を目的としています。
双日、ナノミスト社・トクヤマとの協業で化石燃料排ガスのCO₂を微細ミスト技術により回収、CO₂を原料とする炭酸塩生成技術の研究開発事業です(2020年~2022年の3年間)。
現在、炭酸塩(ソーダ灰)の製造プロセスでは、石灰石焼成由来のCO2を原料としていますが、この事業では、石炭火力発電所の燃焼排ガス中のCO₂を、技術開発した微細ミストにて吸収し、炭酸塩の原料に置き換えることで、CO₂の再利用、排出削減を目指します。
双日は、本事業を通じ、カーボンリサイクルの早期社会実装の実現と、日本発の新技術による、各国の抱える社会課題の解決に挑戦していきます。
連携先
株式会社トクヤマ
ナノミストテクノロジーズ株式会社
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)