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製錬現場におけるリサイクル原料比率の拡大を通じたCO₂排出量の低減

JX金属株式会社

Physical Separation Process for Increasing the ratio of recycled materials

概要

金属製錬プロセスを利用したリサイクル事業を活用し、製錬現場におけるリサイクル原料比率を拡大することを通じて、銅の製造におけるCO₂排出量を低減する。

説明

・当社の銅の製錬現場における現在のリサイクル原料比率は10%程度であるが、これを将来的に拡大することで、銅の製造におけるCO₂排出量を鉱石から製造する場合に比べ削減することを目指す。

・上記実現において、リサイクル原料を通じて製錬プロセス内に持ち込まれる不純物の把握、製錬プロセスへの影響の検証、その処理が技術的な課題となるため、まずは2022年の稼働を目途に、当該原料の増集荷の設備投資を行い、これにより技術的な課題を把握、確認するとともに、さらなる拡大計画の検討を予定している。

<スケジュール>
2020‐2023 実証化と課題の把握
2024‐2050 段階的に増処理拡大

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