デジタルテクノロジーで脱炭素社会の実現に貢献
富士通株式会社
概要
AI/IoT/ビッグデータ技術やそれらを支えるコンピューティング技術など、最先端のデジタルテクノロジーの開発に取り組みます。これらを安心・安全に適用していくことで、産業や業務、運輸・移動など社会のあらゆる領域においてエネルギー効率を大幅に向上させます。また、再生可能エネルギーの需要や供給において高度な予測や制御を行うことで、再生可能エネルギーを主力電源とする電力ネットワークを実現し、脱炭素社会の実現に貢献します。
説明
脱炭素社会の実現には、都市をはじめとした社会全体のエネルギー効率の大幅な向上と、再生可能エネルギーを主力電源とする新たな電力ネットワークの構築が不可欠です。
エネルギー効率の向上においては、産業分野における自動化技術の導入や徹底した見える化によるムダの発見、オフィスなど業務分野における働き方の変革や業務プロセスの見直し・自動化、運輸・移動分野におけるシェアリングの利用拡大やルートの最適化、電動化を支える情報インフラの整備など、さまざまな分野においてデジタルテクノジーを適用することで大きな削減ポテンシャルが期待できます。
また、再生可能エネルギーの主力電源化には、多数の分散した再生可能エネルギー電源による発電量と、工場やオフィス、家庭などの需要量を高精度に予測することで需給をマッチングする必要があります。そして、蓄電池や水素などの貯蔵設備も組み合わせ、電力ネットワーク全体を高度に制御する技術が必要です。
当社は、このようなエネルギー効率の大幅な向上と新たな電力ネットワーク構築を実現するために、AI/IoT/ビッグデータなど、データを収集・管理し高度な分析および予測を行う最先端のデジタルテクノロジーの開発に取り組みます。また、これらを高速かつ省電力で実現するためのコンピューティング技術の開発にも取り組みます。同時にデジタルテクノロジーを安心・安全に、信頼して利活用いただくための取り組みも推進してまいります。
当社はこれらの取り組みにより脱炭素社会の実現に貢献するとともに、2050年までに自社グループのゼロエミッション化を目指します。
連携先
さまざまな分野の企業、大学など研究機関、国・自治体 など