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ネット・ゼロに向けた全社的な環境取組の推進

日本生命保険相互会社

概要

・事業活動により発生するCO2、約18万tについて、2050年までに80%削減し、2050年以降、できるだけ早い時期にネットゼロを目指す。

・事業活動で使用する自動車(約4万台)については、段階的にEV・PHV化を進める。
電気使用については、省エネ取組に加え、グリーン電力の調達、営業拠点でのZEB-Ready推進、そして太陽光パネル・蓄電池の設置によるCO2フリー電気の創電に早期に着手する。

・こういった取組みを関係する各社と協働して取り組み、社会実装に取組む。

説明

・日本生命が事業活動によって排出する約18万tのCO2(*)について、2050年までに80%削減する。そして、2050年以降、できるだけ早い時期にCO2ネットゼロを目指す。(*)
スコープ1:自社での燃料の使用等による直接排出    約3.4万t
スコープ2:自社で購入した電気の使用等による間接排出    約7.2万t
スコープ3:サプライチェーンにおける自社以外の間接排出    約7.3万t

・ スコープ1(自動車使用にともなうガソリン等)について
現在、社有車についてはHV車を中心に使用しているが、2030年までに、社有車のEV・PHV化を進めるとともに、カーシェアを活用した減車に取り組む。

・ スコープ2(電気使用)について
既存ビルの省エネ策としては、照明の間引き等の省エネルギー策に加え、LED照明の採用や、高エネルギー効率設備を導入。今後、新たに新築するビルについてはその時々における最新の環境性能に配慮したビル建設に努める。
また、既にスタートしているが、今後建物の老朽化等により新築する営業拠点は、ZEB-READY(BELSの最高ランク)化を進めるとともに、太陽光パネル・蓄電池の設置によるZEB化の早期実現に向けて取組む。また、従業員の「働き方改革」を通じて、節電を推進する。

・ スコープ3について
保険申込や保全手続について順次ペーパレス化を進めているが、2019年10月より従来保険申込み時にお渡ししていた「ご契約のしおり-定款・約款」の詳細な情報についてオフィシャルHP上で提供することにより、紙の使用量の大幅な削減に取組む。

・また、当社では、かけがえのない地球環境を次世代に引き継ぐことを願い、(公財)ニッセイ緑の財団とともに1992年より森づくりを開始。これまでに植えた苗木は136万本を超え、「ニッセイの森」は46都道府県200ヶ所に展開中。「ニッセイの森」のCO2吸収・固定効果は1684t(2018年)となっている。

・上記の取り組みを行う上で、関係する各社とのイノベーション取り組みを共同で実施し、新しい技術の社会実装・普及に取組む。

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