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自動車の電動化に貢献する部品・設備の開発・生産

株式会社ジェイテクト

概要

水素を燃料として走行し、CO2や大気汚染物質も排出しないクリーンな
究極のエコカーである燃料電池車向けに高圧水素供給バルブを開発・生産

燃費規制の拡大、自動運転の普及・拡大を受け、省エネ・自動運転化に大きく貢献する電動パワーステアリング(EPS)の適用範囲の拡大が求められている。当社が開発したリチウムイオンキャパシタは、低温・高温いずれにおいても高い温度特性を誇り、大型車両へのEPS搭載範囲の拡大を可能にした。産業分野においても高効率電力回生、瞬間出力補助により省エネ化に貢献

電動車向けバッテリーのニーズが高まる中、電池の製造設備も製作
電池製造設備で必要なロールを研磨する高精度研削盤でも自動車の電動化に貢献

説明

高圧水素供給バルブは、700気圧という高圧で充填された水素タンクに装着され、水素を封止・供給するために高い密閉性を油圧パワーステアリングで長年培った
高圧オイルの制御技術を活かし実現。
高圧水素バルブは、2020年には約3万台の生産を計画。
一方、減圧弁は供給された高圧水素を下流のスタックで使用可能な圧力まで減圧し、高圧水素システムを支える。
今後当社は新たにバルブ、減圧弁以外の周辺部品の開発も手掛けることで来るべき水素社会の普及に貢献。

リチウムイオンキャパシタは、2020年には100万セルの生産を計画。
今後はキャパシタセルを直列化したモジュール販売、充放電コントローラーを組み合わせたシステム販売を計画。
EPSの補助電源装置としてだけでなく、自動運転でのバックアップ電源などの自動車領域や、工作機械、建設機械、鉄道、発電装置、交通インフラなど様々な
領域へ提案。補助電源、予備電源、発電装置の機能安定化、電源回生、メイン電源など様々な用途であらゆる産業のエネルギー効率向上、環境性向上などに
貢献できる。

電池製造設備では、主にリチウムイオン電池の電池性能を大きく左右する電極工程(混練・塗工・プレススリット)の製造設備を製作。
近年では、当社のリチウムイオンキャパシタ電極工程の設備も担当。合わせて、電極工程設備に不可欠な高機能ロール加工用の高精度研削盤も開発。
更なるロールの高精度化・高品位化・高寿命化のニーズに対応していく。

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