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太陽光発電エネルギーのマネジメントサービス「エネサプリ」シリーズの提供

オムロン株式会社

概要

テーマ名:蓄電システムを使った、太陽光発電エネルギーのマネジメントサービス「エネサプリ」シリーズ提供開始 ~第一弾は低層集合住宅向けサービス~

オムロンは、再生可能エネルギー(以下、再エネ)の普及を目指し、太陽光発電と蓄電システムを使ったエネルギーマネジメントサービス「エネサプリ」を開始します。シリーズ第一弾として、2020年春から低層集合住宅向けサービスを提供することで、エネルギーマネジメント事業に参入します。オムロンは「エネサプリ」を通じ、作った電気を自身で使う自家消費型の再エネ普及を進め、自然災害などによる停電時にも電気を使用できる「安心」の提供と持続可能な社会づくりに貢献します。

説明

オムロンは、脱炭素世界に向けて社会のレジリエンスを高めるため、自らの太陽光発電と蓄電システムに関する技術を核として、様々なパートナーと共に、再エネを社会に実装する電力アグリゲーション市場を日本国内で構築することでエネルギーマネジメントのトータルソリューションプロバイダーを目指し、取り組みを加速させています。その取り組みの一つが、蓄電システムを使った太陽光発電エネルギーのマネジメントサービス「エネサプリ」です。

近年、国内では固定価格買取制度(FIT制度)により、太陽光発電の普及は急速に進み、発電能力は10年前と比べて約15倍の5,020万kW*¹まで拡大しています。しかし、急速な再エネの普及に送配電システム(系統)の需給バランスの調整が追いつかず、売電が制限されることがあるため、今後の再エネ利用形態は一層自家消費型へシフトすることが見込まれます。また、自然災害などによる停電に備え、電力の自家消費を実現するシステムのニーズはより一層高まっています。

サービス提供を開始する低層集合住宅向け「エネサプリ」は、集合住宅オーナーによる、自家発電した電気と電力会社から購入した電気を組み合わせ、蓄電システムを活用して入居者に電力を供給・販売する事業を支援するサービスです。オムロンの蓄電システムを活用することで、再エネの自家消費量を増やすことができるとともに、万一の停電時も蓄電システムから給電できるため、入居者に「安心」を提供することができます。また、入居者に電力を供給・販売するために必要となるメーターの検針や入金管理などの煩わしい日々の運用を請け負います。

オムロンは、かねてより蓄電システム、太陽光発電用パワーコンディショナ―の機器販売を通じ、再エネを普及させることで持続可能な社会作りへ貢献してきました。今後、さらなる再エネ普及のために、機器販売にとどまらず、再エネ活用に不可欠な蓄電システムを活用した「エネサプリ」のサービスを提供することで、停電時にも電気を使用できる「安心」の提供と、より高い電力レジリエンス*²の実現に貢献します。

*¹5,020万kW:2019年9月時点、オムロン調べ
*²レジリエンス:災害やテロなど想定外の事態で社会システムや事業の一部の機能が停止しても、「全体としての機能を速やかに回復できるしなやかな強靭(きょうじん)さ」を表わす用語

※ 集合住宅の太陽光発電と蓄電池を活用し、発電した電気を入居者に供給し、入居者の電気料金と電力会社への支払いから集合住宅オーナーの収入を算出する管理システムは、特許申請中です。

以下、補足。

オムロンは、2017年度より2020年度までの中期経営計画「VG2.0」をスタートしました。未来を起点とした戦略で、新たな社会課題の顕在化が想定される注力ドメインとして「ファクトリーオートメーション」「ヘルスケア」「ソーシャルソリューション」を掲げています。

「ソーシャルソリューション」ドメインでCO2排出量を抑制する再生可能エネルギーの普及のために太陽光発電システム用のパワーコンディショナ(国内住宅用パワコン市場シェア35%)や蓄電システムを提供しています。

その強みを活かし、太陽光/蓄電を活用した電力アグリゲーション市場の構築することでエネルギーマネジメントのトータルソリューションプロジェクトに向けて取り組みを加速しています。

国際的イニシアチブであるRE100*の拡大をはじめ、再生可能エネルギーを導入し、低炭素社会への移行を目指す企業は世界規模で増えており、日本でも再生可能エネルギーの需要が高まると見込まれます。そのため、太陽光発電システム等で創られた電力を束ね効果的に制御し、提供すること(アグリゲーション)が求められます。オムロンは、さまざまなシーンに当社機器が設置され保守メンテナンスサービスを保有する強みを活かし、機器をネットワークで繋ぎ、電力を束ね、制御するアグリゲーションビジネスにもチャレンジしていきます。
* Renewable Energy 100%:使用する電力の100%を再生可能エネルギーにより発電された電力にすることに取り組んでいる企業が加盟している国際的イニシアチブ

オムロンは、温室効果ガスの削減につながる再生可能エネルギーの普及に貢献することを目的に、2020年までに「太陽光発電システムのパワーコンディショナ及び蓄電池システムの累積出荷容量11.2GW」と「太陽光/蓄電を活用した電力アグリゲーション市場の構築(日本)」をサステナビリティ目標として掲げ、事業を通じた社会的課題の解決を目指しています。

補足情報

蓄電システムを使った、太陽光発電エネルギーのマネジメントサービス「エネサプリ」シリーズ提供開始 ~第一弾は低層集合住宅向けサービス~ リリース
https://www.omron.co.jp/press/2020/02/c0203.html

統合レポート2019
https://www.omron.co.jp/ir/irlib/pdfs/ar19j/OMRON_Integrated_Report_2019_jp_22.pdf

サステナビリティサイト
https://www.omron.co.jp/sustainability/

サステナビリティ課題と目標
https://sustainability.omron.com/jp/omron_csr/tasks_goals/

ソーシャルソリューション
https://sustainability.omron.com/jp/contribution/socialsolutions/

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